【節約のためにあえて買わないもの&しないことランキング】男女500人アンケート調査

節約のために買わないもの アンケート アンケート記事

あなたは節約に取り組んでいますか?

節約するために積極的にやるほうがいいこともあれば、避けたほうがいいこともあります。

今回は「節約のため避けたほうがいいこと」に注目し、全国の男女500人を対象にアンケートを実施しました。

【調査概要】

  • 調査対象:全国の男女
  • 調査期間:2024年5月27日~6月7日
  • 調査機関:自社調査
  • 調査方法:インターネットによる任意回答
  • 有効回答数:500人(女性340人/男性160人)
  • 回答者の年代:10代 1.6%/20代 20.2%/30代 32.8%/40代 27.8%/50代 13.2%/60代以上 4.4%

節約のために買わないもの1位は「コンビニの商品」

節約のために買わないもの

全国の男女500人に、節約のためにあえて買わないものを聞いたところ、圧倒的1位は「コンビニの商品(183人)」でした。

コンビニの商品はスーパーやドラッグストアに比べて割高な価格に設定されているからでしょう。

次ぐ2位は「高価なスマホ・家電(57人)」、3位「サブスクの契約(52人)」、4位「自家用車(49人)」が続きます。

割高な商品やオーバースペックの商品、ランニングコストがかかる商品などは避ける人が多いとわかります。

「コンビニや自販機では飲料を買わない」「ゲームや服は新品でなくてもいい」など、すべてを我慢するのではなく「より安いところで買う」「より安いものを買う」という人も目立ちました。

1位 コンビニの商品

  • コンビニの冷凍食品。美味しいが大した量は入っていなくて割高なので、ほとんどの品目でスーパーのものを買うようにしている(20代 女性)
  • 同じものでも、スーパーやドラッグストアで買うとかなり安く買えるので(30代 女性)
  • コンビニで買うもの全般。基本割高のため、あえて店にも入らないようにしてます(40代 男性)

1位は「コンビニの商品」でした。

コンビニは24時間開いていて便利ですし、スイーツなどのオリジナル商品も豊富です。

一方で商品の価格設定がスーパーやドラッグストアに比べて高めになっていることも多く、できるだけコンビニでは買わないようにしているという人も多くなりました。

また「コンビニのお菓子やお弁当にハマると、何度も買ってしまうから」という声も寄せられています。

安いコンビニプライベートブランドのお茶だけ買おうと思って立ち寄っても、ついついパンやお菓子を「ついで買い」してしまう人も多いのではないでしょうか。

2位 高価なスマホ・家電

  • 最新のモデルじゃなくても、今使っているもので十分性能に満足しているから(20代 女性)
  • スマホのハイスペックモデル。ゲームなどの高い性能が求められる用途でスマホを使用しないので、ミドルレンジのスマホで我慢しています(30代 男性)
  • スマホの最新モデル。使いこなせないし、最低限使えれば問題ないから(40代 女性)

2位は「高価なスマホ・家電」です。

最新のスマホや家電に憧れる人も多いでしょう。

しかしスマホ本体や家電を買い替えるたびにまとまった出費があったり、分割払いで月々の支払額が増えたりします。

そのため「節約のため、スマホや家電の最新モデルが出ても買い替えない」「目安の年数までは使う」という人も多数。

最新モデルやハイスペックモデルでなくても十分使えるという理由が多く寄せられました。

3位 サブスクの契約

  • たいして使わないし、無料サービスで事足りるため(20代 男性)
  • ひとつのサブスクでは見たい作品を全部見られないし、元を取るために鑑賞していると時間がなくなる(30代 女性)
  • 有料登録したことありますがあまり見なかったので、月に1,000円近く払うのがもったいないと思いました(40代 女性)

3位は「サブスクの契約」でした。

固定費の見直しで真っ先に挙げられるのが、不要なサブスクの解約です。

動画配信サービスを始め、飲食系、美容・ファッション系、家具レンタルなどさまざまなサブスクがありますね。

あまり使っていないサブスクがあるなら、節約のために解約するのがおすすめです。

4位 自家用車

  • 駐車場代や車検・保険などの維持費がもったいないから(30代 男性)
  • 本体費用や維持費が高いし、電車やバスなどで移動可能な場所に住んでいるため(40代 女性)
  • 通勤や子どもの送迎で使用していたときは自分用の車が必要だったけれど、維持費がかるのでもう購入しないことにしました。不便もあるけれど、タクシーや生協の宅配を利用したほうが安くあがります(50代 女性)

「自家用車」が4位でした。

車を購入すると購入費用や自動車ローンの負担が大きいですし、車検などの維持費もかかります。

そのため、車がなくても生活できる場所に住んで車を手放す人も。

あるほうが便利な場合でも、「カーシェアリング」や「リース・サブスク」で所有せずに車を使うことは可能です。

5位 飲料

  • 飲み物。節約のために、外出する際は水筒を持ち歩くようにしています(20代 男性)
  • 小さいサイズの飲み物です。何度も買いすぎると地味にお金がかかるし、捨てるときも手間がかかるので節約しています。大きいサイズの飲み物を買って、長い期間飲めるようにしています(40代 男性)
  • 家族みんな甘い飲み物が好きで、ジュース代がすごかったので、ティーバッグを買って砂糖入りの紅茶を作っています(50代 女性)

5位は「飲料」でした。

ペットボトルや紙パックの飲料は、ひとつひとつは100~200円程度。

しかし積もり積もると大きな額になります。

そのため、家でお茶を沸かしてマイボトルを持ち歩いているという人も多くなりました。

「ゴミが出ない」「ペットボトルの結露でカバンの中が濡れない」「甘いジュースを飲む機会が減るので健康にいい」など、節約以外のメリットを感じている人もいます。

6位 アプリの課金

  • 課金や追加コンテンツの購入をしなくても楽しめるゲームはたくさんあるため(20代 男性)
  • 一度課金してしまうと、ちょっとしたことで我慢できずに課金するようになってしまうからです(20代 女性)
  • 形に残らないものですし、どんどん使ってしまいそうだから(50代 女性)

「アプリの課金」が6位でした。

1回あたり数百円の課金でも、何度も繰り返していると大きな額になります。

ゲームのガチャにはギャンブル要素があるので、狙いのアイテムが出るまで繰り返してしまう人もいるでしょう。

課金し始めると歯止めが効かなくなるという自身の性格を把握しており、課金せず無料の範囲で楽しむと決めている人もいました。

7位 お菓子

  • 食べる癖がつくと、すぐにまた買ってしまうため(30代 女性)
  • 節約のために朝昼晩3食以外の食事は摂らないようにしているから(40代 男性)
  • あると嬉しいが、なくても困らない(50代 男性)

7位は「お菓子」でした。

食事で栄養がとれているなら、お菓子を食べる必要はありません。

もちろん「リラックスタイムのおともになる」「お菓子を食べるとホッとする」という効果はありますが、必要なものではありません。

少しのつもりが食べすぎてしまうという人も多く、お菓子を節約している人も多くなりました。

「ダイエットにもなる」という回答も多くなっています。

8位 必要以上の服

  • まだ着られるのに新しいのが欲しくなって、どんどん買ってしまうから(20代 女性)
  • 服って買っても買っても足りないし、新しいものがどんどん欲しくなります。なので、仕事用の服はあえて買わずに毎日同じものを洗濯して着ています(30代 女性)
  • 定番服のルーティンで十分(40代 男性)

「必要以上の服」が8位でした。

例えば流行の服を大量に買うような生活だと、あまり着ないうちに流行が終わって着られなくなることも多いのではないでしょうか。

服が多すぎると、「クローゼットがパンパンになる」「捨てるときに罪悪感がある」といったデメリットもあります。

「気に入っていて流行に左右されず質が良いものであれば、大事に使うので長持ちする。だから頻繁に買い替える必要はない」という声もありました。

服や靴を制服化している人もいますね。

同率8位 自販機の飲料

  • たいていは、スーパーや薬局でまとめて購入するほうが安価だから(20代 女性)
  • 普段から水筒に入れて飲み物を持参しているから。どうしても必要なときは自販機よりも安いコンビニやスーパーで買います(30代 女性)
  • 魅力的な商品が並んでいるので、癖になって毎日買ってしまう(40代 男性)

同率8位は「自販機の飲料」です。

「ドリンクは自販機で買わない」と決めている人もいました。

スーパーやドラッグストアで探すほうが、同じドリンクでも安く購入できることが多いです。

10位 ブランド品・高級品

  • 最低必要限のものでいいと思うから(10代 女性)
  • ブランドバッグは、見栄のために買っても結局あまり使わない(30代 女性)
  • デパコス。プチプラでもデパコス並みに優秀なコスメはたくさんあるから(40代 女性)

「ブランド品・高級品」が10位でした。

「ブランド物を買っても、あまり使わない」「必要性を感じない」というコメントが多数。

「探せば安くていいものもある」という人もいました。

とくにコスメはSNSなどでデパコスそっくりのプチプラコスメが紹介されることも多くなっています。

節約のためにしないことの1位は「まとめ買い・ストック」

節約のためにしないこと

節約のためにあえてしないことの1位は「まとめ買い・ストックする(91人)」。

2位「家計簿をつける(61人)」、3位「ネットショッピングする(48人)」、4位「ポイ活する(35人)」が続きます。

まとめ買い、家計簿、ポイ活など、一見節約につながらなそうな項目も多数ランクイン。

家族数や生活スタイル、性格などによっては、節約行動がストレスになり、反動で無駄遣いなどにつながってしまうこともあるからでしょう。

1位 まとめ買い・ストックする

  • 必要ないものを買って、結局使わないことがあるから(20代 男性)
  • まとめ買いすると安くなる場合でも、結局使わずに賞味期限を過ぎてしまい捨てることになるため。割高でも必要個数しか買わないようにしています(30代 女性)
  • まとめ買いをしても結局使わないことが多いから(40代 男性)

1位は「まとめ買い・ストックする」でした。

とくに食品は賞味期限があるので、まとめ買いしても使いきれないという人が多数。

また「たくさんあるからどんどん使おう」と考えがちになり、消費量が増えて結局あまり節約にならない可能性も。

計画性や世帯人数、家事の頻度、収納スペースの有無によっても、考え方が分かれる項目になりそうです。

なお買い物の工夫としては、「お菓子をねだられるので、子どもと一緒に行かない」「目的なくお店に入らない」なども寄せられています。

2位 家計簿をつける

  • ストレスになるし、時間が無駄だと思うので。自分の頭の中である程度把握しているので(20代 女性)
  • 家計簿をつける時間が無駄かなと思う。日々必要なものを意識して、たまに贅沢をして、自分で把握できれば、家計簿をつける必要はない(40代 女性)
  • 黒字なら黒字分だけ使うようになりがち。銀行の残高だけ見て、増えていれば問題ない(50代 女性)

2位は「家計簿をつける」です。

家計簿をつけるのが面倒でストレスだという声が多数。

また「必要なものだけ買うことを意識していれば、家計簿は必要ない」「ざっくり把握しているから、つけなくても大丈夫」という人も多くなりました。

あらかじめ必要経費や自由に使える金額を把握しておき、許容範囲内での支出を心がけていれば、細かく家計簿をつける必要はないのかもしれません。

家計簿なしで家計管理する方法としては、袋分け管理などがあります。

3位 ネットショッピングする

  • ついいろんなものを買ってしまう(20代 女性)
  • 店頭で買うより安くなるものもあるが、送料・手数料がかかってしまう。また「○○円以上の利用で送料無料・割引」というサービスがあると、余計なものまで購入してしまう(30代 女性)
  • 余計なものまで買ってしまう。割高なものが多い(40代 男性)

3位は「ネットショッピングする」でした。

ネットショッピングは送料がかかるので、割高になることもあります。

「◯◯円以上購入で送料無料」というサイトだと、送料無料にするために買う予定ではなかったものまで買ってしまうことも多いでしょう。

多くの商品が検索できるので、情報収集でちょっとECサイトを覗くだけのつもりが、ついつい商品を購入してしまうこともありますね。

またネットショッピングは実際に商品を見たり試したりできないので、商品選びに失敗するリスクもあります。

4位 ポイ活する

  • ポイントやスタンプが気になり、余計なものを買ってしまう(30代 女性)
  • ポイ活の時間を他に利用したほうが得だから(50代 男性)

「ポイ活する」が4位でした。

ポイ活の種類にもよりますが、「もらえるポイント数」を「ポイ活に費やしている時間」で割ると、大した額にならないことも。

そのため、ポイ活に費やす時間や労力を副業や勉強に使ったほうがいいと考える人も多数。

コツコツ系のポイ活だと、なかなかポイントが貯まらず飽きてしまう人もいるでしょう。

ポイ活するなら、自分の性格や生活スタイルに合っていてストレスが溜まりにくいものを選ぶ必要がありそうです。

5位 外食・総菜の利用

  • 高頻度な外食です。家で作ったほうが安く済むし、余りものでも調味料次第で何でも作れるので、高頻度での外食は控えています(20代 男性)
  • 外食1回分の金額で、自炊のご飯数回分の材料が買える(30代 女性)

5位は「外食・総菜の利用」でした。

節約のために外食や中食を控え、できるだけ自炊している人が多数。

「外食1回分の金額」と「自炊にかかる食費」を比べると、大きな差があるからですね。

ファミリーで外食する場合は、差額も大きくなるでしょう。

外食したくなる気持ちを抑えるコツとしては、「外出前に炊飯器をセットする」「食材に下味をつけて保存しておく」などがあります。

6位 安い店をはしごする

  • 何件もまわると無駄なものを買ってしまう。また安いといってもあまり金額が変わらないので、時間を無駄にしてしまう(20代 女性)
  • スーパーをはしごする間にガソリン代や時間がかかり、タイパ・コスパが悪い(40代 男性)

「安い店をはしごする」が6位でした。

チラシをチェックして少しでも安いお店で買うという人がいる一方、時間・労力をかけても、数円程度の節約にしかならないと考える人もいます。

車移動であれば、お店をはしごする際のガソリン代も気になるでしょう。

またいろんなお店を巡ることで、ついで買いが増えてしまうこともあります。

同率6位 無理な自炊

  • 少人数なら買ったほうが安い。また調理の時間を考えると、買ってきた方が時間の節約になる(20代 女性)
  • 一人暮らしで自分の食べる分量だけ買うから、食品ロスにならない。料理をしないと電気やガス代の節約にもなる(60代以上 男性)

同率6位は「無理な自炊」でした。

一人暮らしだと食材を買っても余らせてしまうことも多く、「お弁当やお惣菜を買ったほうが楽で安い」「自作弁当より社員食堂のほうが割安」と感じる人も少なくありません。

料理が苦手な人や仕事が忙しい人だと、自炊ばかりにするとストレスが溜まることもあるでしょう。

そのため息抜きとして、適度な外食や中食を取り入れている人も多くなりました。

「自炊はできる範囲で」が、節約を続けるポイントだとわかります。

また外食の単価を抑えるなら、ディナーではなくランチタイムに外食するなどの工夫ができます。

8位 セール・特売で買う

  • 「安い」を理由に買うと、「いらなかった」と後悔するから(20代 女性)
  • セールのときにネットを見ること。余計なものを購入してしまうので(30代 女性)
  • セール情報を探さない。探すと欲しくなるから(40代 男性)

8位は「セール・特売で買う」でした。

シーズン終わりにセールになっている洋服を安いという理由だけで購入しても、結局あまり着ないことも。

シーズン開始時に本当に気に入った服を買うほうが、満足度は高く着用回数も多くなりそうです。

また賞味期限が近い食品の割引も、結局食べきれずに捨ててしまう可能性があります。

「使うと確信できるものだけ特売で買う」「欲しいものがセールになったときは買う」などの工夫が必要でしょう。

安いから欲しくなるを防ぐため、セール時期はECサイトに近づかないようにしている人もいます。

まとめ

節約のために工夫していることとしては「割高なお店や商品を避ける」という人が多数。

ただ「数十円程度の節約のために遠くて安いお店に行くのは効率が悪い」という意見も。

お金だけではなく、時間や労力も総合的に判断して節約に取り組んでいる人が多い印象です。

無理をしすぎると続かないので、息抜きも入れながら無駄を省いていくことも大切でしょう。

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